こころがほっとするアドバイスについて書く第4弾。
最近話題の「HSP(ひといちばい敏感な人)」について。
この本にも何度も登場しており、その1回目です。
敏感で生きづらい私が、楽に生きられるコツはありますか?
質問要約
HSP(ひといちばい敏感な人)を知り、生きづらさの理由はこれだったのかと楽になりました。
それでも注意されると全否定されたような気になったり、泣きそうになったり、怒っている人がいると不安になる。常に気を張っていて疲れる。考え方のコツを教えてほしい。
Dr明橋アドバイス要約
HSPとは?
HSP=Highly Sensitive Person、
ひといちばい敏感な特性を持った人ということ
- 病気や障害ではなく、持って生まれた性格
- 男女、国に関係なく5人に1人はいる
- 五感だけではなく、人の気持ちにも敏感
- 気にしなくていいところまで気にして疲れやすかったりもする
ままずはそんな特性を持っていることを知る。HSPは怒られることにすごく敏感に反応してしまう事が多い。他人に対して怒っているのに影響される、部分を注意されたのに、全否定されてように思う。HSPの特質が関係している気がする。
対策は2つ
バウンダリー(境界線を引く)
「人は人、自分は自分」
周りの人の言葉をうのみにして、受け取りすぎて動揺してしまいがち。
いろんな人がいろんなことを言ってくるが「そう思うんだな、だけど私はこう思う」と自分と他人を分けていく。
ダウンタイム(休憩をとる)
敏感で、いろんなことが気になって、たくさん考えている。それだけ疲れやすいので、休憩や一人になる時間がどうしても必要。
周りの人は休まずバリバリやっている私は弱いと思わなくていい。必要な休憩をとるからこそ頑張れる。
私の学び
私もHSPです。エレインアーロンさんの著書からHSPという概念を知ったのが
10年ほど前。
その時の率直な感想〝やっぱりね!!〟
「私は、世の大部分(4/5ほど)の人は受け止め方が違ったのね」
そして、少数派ではあるものの、私だけではないことに
とても救われた思いがしたことをはっきり覚えています。
書きたいことがきりがなく出てくるので、先週のことを書きます。
先週末のこと
金曜日、担当している講座を辞める生徒さんがあった。
→私の何が悪かったんだろう、どうすればよかったんだろうと考え続ける。
土曜日も仕事で講座、その後、友人が自宅に来て話す。
→その友人の言葉から過去の人間関係をのことを思い出して、気持ちが揺れる
日曜日、自分の努力で自分の未来を創っていくという話を聞いた。
→深い話の内容に圧倒されて、それだけで疲れた。
そして、どれだけ努力できているか、これからどうしていこうか、
考えながら、家事等して子どもの世話をしていたら、言葉がキツイことに気づく。
振り返ると、この間、上司も家族も、誰も私を責めてないんですよ。
むしろいいことばかり起こっている。
なのに私一人、周りの気持ちを察しすぎて、どうすればよかった?
どうしたらもっとよくなった?ということを考えて続けてるんです。
そのギャップに気づいて笑ってしまうくらい^^
そして、私刺激受け過ぎていた、考え過ぎていた、それで疲れていたんだな、
休み取らないと、と気づく。
日曜日の夜、子供を夫に任せて自分を休ませる時間をとらせてもらう。
という感じです。
さらに複雑~HSP/HSS
私の場合はHSPにプラスして、HSS(High Sensation Seeking)という刺激探求タイプも
持っていて(HSP/HSSは10人に一人くらい)
刺激を敏感に受け取りすぎてしまうのに、刺激を求めてしまうという。。。
明橋先生曰く、「ブレーキとアクセルとを両方踏んでいる感じ」
ひといちばい敏感で疲れやすいなら、それを自覚して自分のペースに合わせて
家で休む時間をとればいいのに、刺激を求めずにおれず外に出て、、
そして刺激を受け取りすぎて、疲れ果てて帰ってきて、倒れる。
みたいなことを繰り返してきました。
それを分かっているのに、先週末も、友達の突然の声かけに応じてしまい、
日曜日も朝にもう一本仕事を入れてしまい、夜疲れて落ちるんです。
私の場合、こうなりやすいことは分かっているので、
月曜日の午前中は、ダウンタイムを取れるように予定を調整しています。
こんな複雑な気質も解明されてきていますし、自分で検証しながら、
自分なりの自分トリセツを作ってきたので、だいぶ生きやすくなりました。
ピンときた方、一緒にトリセツづくりできますよ^^
あやこ
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