「評価」を感じる子供たち~長女、次男育児記録

HSP/HSC

育児記録ですが、伝わるものがあれば!
登園時「ママといっしょにいたい」
の裏にある本当の気持ちとは。
長女、次男、日々成長しています。

最近の変化

6歳娘っ子、保育園への登園時に離れたくないと時間がかかるということはほとんどありませんでした。

それが、最近、「ママといっしょにいたい」と言うようになったのです。

気持ちを受け止めて、抱きしめたり、早く帰ってくるねと伝えたり、
30秒くらい時間をとると、自分から登園していきます。

とはいえ、たびたびだったので、長女と話をしてみることにしました。

長女との会話

私:「ママといっしょにいたい」っていうよね、
保育園で何が起きそうなのかな?

娘:だって私いつもかんぺきにはできないもん。

私:そうだよねー。失敗することもあるよね。
完璧にできないと何が起きるの?

娘:みんながなんか言う。

私:そうなんだ、どんなこと言われるの?

娘:笑われたり、あと、いろいろ。。。

周りの声を気にしがちな子だなと思ったことはなかったので、
彼女の新たな面を知ることができました。そうだよね、気になるよね。

保育園の雰囲気は悪くないと感じているのですが、
失敗した時の周囲の反応は、笑われたり、私は失敗したくないと
思えるような空気もあるのかなと思いました。
日本の教育現場あるある。

思ったこと

以前、「私は保育園ではかんぺきだし!」と言っていたということは、
(以下のブログ)

先生からの指示や期待をよく理解して、実行できていると
わかっているということだし、
さらに周りの子たちよりも、うまくやれているということも
分かっているということ。

それだけ周りが見えていれば、周りの子がうまくできなかったとき、
自分がうまくできなかったときに、どういう声が上がるかもわかるということ。

そんな空気の読める子だからこそ、
「できなかったときに、恥ずかしい」と思うんだろうなと。

次男とも話してみた

長女がこんなこと言ってたよ、と次男とも話してみました。

次男:完璧じゃない自分を恥ずかしい、どう思われるか怖いって、
ママに素直に言えるって長女はいいね。

そう。まさに彼もそう私に言いたいんだと感じてました。
長女はいいね、と私に言うことができる関係でよかった。

次男も、先生や友達、周りの期待と反応をとてもよく察知できる子。

ブログにあげきれないくらい、子どもにしては、いや大人でもできないくらい
よく人の心をつかむ言葉を言うことができるなと思ってます。

だからこそ、期待に応えられない時は、ひといちばい申し訳なく思うし、
そんなときのみんなの反応もひといちばい気になる。

最近時々、次男が「ママごめんね。」と言います。

何か迷惑をかけた、してなかったなど
具体的に謝られるような事柄はないのにも関わらず。

たぶん理由は、
「ママは僕にこういう人であってほしいと思っているだろう」
という彼の中の思い込みと、現在の自分とにギャップがあるから。

その言葉を聞くたび、
「ママごめんね」ってつぶやきたくなるほど
「こうあってほしい」という期待を過度に感じさせてしまっているのかなと
思ってしまいます。

そんなひといちばい敏感な子たちにこそのプレゼント

そんな期待と評価にさらされる子どもたちにプレゼントしたいと思うもの2つ。

失敗する私、恥ずかしく思う私、どんな私もそのままで価値があるという自己肯定感。

そして、自分と人とを分けて、自分はどう感じて、何をしたいかに向けて
行動を起こしていけるセルフコーチング。

日本の子供の幸福度の低さは国際調査でも明らか。

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この現状を変えたい!と思っている人たちは多くいるはず。
けれども、今すぐこの風土が変わるとは思えません。

だからこそ、先生や友達、外で言われること、反応することの前に
自分はどう感じて、何をしたいか、そこを大事にできる人になってほしい。

そのために、私は子供たちに、これからも、
「生まれてきてくれてありがとう」「あなたはあなたのままでいいよ」
「大好きだよ」と承認の声をかけ、
「何を感じているの?」「あなたはどうしたいの?」と問い続けます。

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あやこ

あやこ

「自分の人生を生きる人を増やす。誰でもいつからでも幸せになれることを体現して伝える」が、ライフワーク。 金沢でコーチングを通して大人と子どもの自立(自己肯定感UP)を提供しています。詳しいプロフィールはこちら
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