7月10日?9日?

世のことわり

7月10日

昨晩夫が買ってきたケーキが崩れているのを見て、
6歳長女が

「かずまくん夜中に食べに来たんだよー」と言う。

そして、

「ライバルは4人だったね!(夫、長男、次男、+故三男)」
「だってかずまくんもママのことだいすきでしょ?」

あったことの無いお兄ちゃんに対して、純粋にそんなふうにとらえてくれていることがとても愛おしい。

「うん、たぶんね」

そう。たぶん、としか言えない。
もう記憶が薄い自分が悲しい。

本気で子供の命日がわからない。
昨日まで7月10日と思っていたけれど、
昨日、夫がケーキやら花やら買ってきたから7月9日なのかも。

確かめる気力がない。

いろいろ考えたうえで、「今年はとりあえずスルーで」と思ったからか、
昨日今日に集中して予定や期限が入る。
でも、夫が花やケーキやらを買ってきたことで意識を向けざるを得ない。

昨日も、今日も、仕事をしながら、家事をしながら、PTAの会合に出席しながら、
とにかく常に涙をこらえている。

泣きたい、感情を放出したいと思って、
友達の顔が思い浮かぶ。
LINEの友達リストを上から見てみる。

数年前まで「迷惑かける」と思って誰にも頼れなかった。

でも今は頼れる。
でも誰に?

トーク履歴を見ながら最初に思ったのは、同じく
「誰に頼ろう?」と思った人が、私を思い出す、
そんな人でありたい、ということ。

ひとり、この人、という方にLINEをして、夕方一緒に1時間泣く。

そんな、7月10日。

そう、誰かが
「誰なら今の気持ちを受け止めてくれるだろう?」
「誰かに今感じていることをただただ聞いてほしい」
と思った時、一番に思い浮かぶ人でありたい。

そして、私が今知らないところで悲しんでいる人にも、
ここなら聞いてもらえるかも、と思える受け皿になりたい。

今日は、ただただ、いたたまれない、
ひどい、悲しい、辛い感情を感じることにする。

今日の私を受け取ってくれた友人、

このブログを読んでくださった方(があれば)

今日の私に触れて下さり、心から感謝します。ありがとう。

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あやこ

あやこ

「自分の人生を生きる人を増やす。誰でもいつからでも幸せになれることを体現して伝える」が、ライフワーク。 金沢でコーチングを通して大人と子どもの自立(自己肯定感UP)を提供しています。詳しいプロフィールはこちら
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