次男は食事中の姿勢が悪く、たびたび注意してきました。
その過程でわかった人を動かすものを記します。
食事するときの猫背が気になる!
わが家では食事の際のフォーメーションは、この机。
手前右に次男、左に私、私の向かいに長男その隣が次男、次男の向かいが夫、
というフォーメーションになっています。
向かいの3人はベンチタイプの椅子なので、背もたれに寄り掛かることができません。
隣に座る次男は背もたれにもたれたり、毎食のように姿勢の悪さが気になっていました。
姿勢の悪さは見た目も、消化にも、身体にも百害あって一利なし。
都度都度「骨盤立ててご飯食べたほうがよいよ」と言葉をかけてきました。
でも反発されたり、聞き流されたりで、実際姿勢が変わらないことが半分くらいでした。
骨盤が立つとき
相当期間続けてきて、わかったことがあります。
それは自発的に姿勢を正そうとするタイミングがあるということ。
そのスイッチが入ったときは、姿勢を正しくキープできるように、
何も言わなくても、自ら姿勢矯正座椅子「凛座」を持ってきて、座ります。
(凛座についてはコチラに情報があります)
そのタイミングは
そのタイミングは「自分(次男)が満たされている」こと。
そんな時は何も言わなくても、かつて言われた「骨盤立てて食事したほうがいいよ」のアドバイスを思い出して、自ら骨盤立てて食事ができるように座椅子を持ってくるのです。
たとえば今日なら、夕方に友達を誘って体育館で友達親子と一緒にドッジボールの自主練をしてきました。
自分のやりたいことがやれた、そして、家族でみんなで共有できた、
ということで、とても次男自身が満たされていたのだと思います。
コーチングピラミッドでばっちり説明できます
私が最初にコーチングを学んだのが銀座コーチングスクールです。
上記のピラミッドでコミュニケーションの要素と関係性を繰り返し教えていただきました。
かける言葉などは一番上のスキルに入ります。
言葉を受け取る深さ、行動に移すかどうかは、その下のお互いの信頼関係であり、
私が彼ができる人!と信じているかというコーチングマインドであり、
さらには私自身の人格すべて(自己基盤)。
ピラミッドの一番上がスキル(言葉かけ)ということは、
私の「骨盤立てた状態がいいよ」のアドバイス(言葉、スキル)が伝わって、
行動に移すかどうかはその下の状態にかかわってくるということ。
つまりは彼自身が満たされている=親との信頼関係ができている時、
自主的に椅子を持ってくるのです。
言葉を伝えても行動が変わらないときはピラミッドの見直し時
良かれと思って言葉かけをしたり、スキルを駆使しても、上辺だけでは人の行動は変わりません。
(そもそもこちらの意図通りに人の行動を変えるのがコーチングではないのですが)
伝えたい言葉が上滑りしているようだったら、信頼関係、信じる気持ち、自分自身について、
見直してみるのもいいかもしれませんね^^
あやこ
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