コーチングセッションの中ではよくお話を聴いたうえで、
相手の思考を深めたり視点を変えたりする質問をします。
質問の質がコーチの質とも言われるくらい大事なポイントです。
今回セッションではなく、講座の中、講座の後のワークシート作成の仕事が
入り、改めて質問って深いなーーーーと思いました。
質問には種類がある!
質問はいろいろに分類することができます。
・クローズドクエスチョン
YES NO で答えられる質問。
例えば、今日朝ごはん食べましたか?など。
・オープンクエスチョン
YES NO で答えられない質問
英語でいうと5W1Hというやつです。
(What when Who where why How)
例えば、今日の朝ご飯は何を食べましたか? (What)
さらにこのオープンクエスチョンの中でも、
今日の朝ご飯はどうでしたか? (How)のようにさらに焦点が定まらない
答えを相手にゆだねる質問をすることもできます。
使い分け
クローズドクエスチョン
クローズドクエスチョンは、答えやすい、決断を迫りやすいという特徴があるので、
初対面の人との話し始め、もしくは営業のクロージングに使いやすいです。
例えば 今日天気いいですねーー そうですね(YES)
今日は車で来られたんですか? はいそうです(YES)
まずは口を開いて、心も開いてもらいたい時には、わかり切っているくらい答えやすい
質問で会話を始めていきます。
また、クロージングなどでは、
例えば 次の打ち合わせは 15日と16日どちらにしましょうか?
それでは、この決定でいきましょう。
選択肢を少なくして、(YES NOどちらでも)はっきり答えられるような質問の仕方にします。
オープンクエスチョン
こちらはYES NOで答えられないので、 最初に使うと答えにくい、という特徴があります。
けれども、オープンクエスチョンできくことで、相手が自分の中に答えを探しに行き、
思考が深めることもできます。
また、質問内容で、相手のどこに焦点を当てるかも変わってきます。
例えば、 この講座はどうでしたか?
(一番相手に答えをゆだねる質問。でも答えにくいことも)
この講座のどこがよかったですか?
(よかったところに焦点を当てて思考をうながす)
この講座を仕事に活かすとしたら、どんなところに活かせそうですか?
(仕事で使うことをイメージしてそこに焦点を当てる)
質問深いです
これはごくごく基礎知識ですが、こんなことを基に相手の様子に応じて質問を使い分けているのが、コーチです。
どのタイミングでどんな質問をするか。これで本当に相手の思考、焦点、これからが変わってきます。
今回は対面での質問ではなく相手の見えずらいワークシートなのでなおさら。
どんな質問、言葉を使うか、自由記述(オープンクエスチョン)にするか、選択式(クローズドクエスチョン)にするか。。。悩ましくも楽しい!
質問力磨くきっかけにします。
コーチ、コーチングでなくとも、仕事、家族との会話で普段使っている質問、ちょっと意識してみると相手の反応が変わってきますよ^^
あやこ
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