言葉以上に人を動かすもの。~次男との会話から~

わが子コーチング
立腰座椅子なのに、全然骨盤立ってないですが^^;

次男は食事中の姿勢が悪く、たびたび注意してきました。
その過程でわかった人を動かすものを記します。

食事するときの猫背が気になる!

わが家では食事の際のフォーメーションは、この机。

購入時(6年前)

手前右に次男、左に私、私の向かいに長男その隣が次男、次男の向かいが夫、
というフォーメーションになっています。

向かいの3人はベンチタイプの椅子なので、背もたれに寄り掛かることができません。

隣に座る次男は背もたれにもたれたり、毎食のように姿勢の悪さが気になっていました。
姿勢の悪さは見た目も、消化にも、身体にも百害あって一利なし。
都度都度「骨盤立ててご飯食べたほうがよいよ」と言葉をかけてきました。

でも反発されたり、聞き流されたりで、実際姿勢が変わらないことが半分くらいでした。

骨盤が立つとき

相当期間続けてきて、わかったことがあります。
それは自発的に姿勢を正そうとするタイミングがあるということ。

そのスイッチが入ったときは、姿勢を正しくキープできるように、
何も言わなくても、自ら姿勢矯正座椅子「凛座」を持ってきて、座ります。

凛座(信頼している整体師さんおススメの骨盤の立つ椅子)

(凛座についてはコチラに情報があります)

そのタイミングは

そのタイミングは「自分(次男)が満たされている」こと。

そんな時は何も言わなくても、かつて言われた「骨盤立てて食事したほうがいいよ」のアドバイスを思い出して、自ら骨盤立てて食事ができるように座椅子を持ってくるのです。

たとえば今日なら、夕方に友達を誘って体育館で友達親子と一緒にドッジボールの自主練をしてきました。

自分のやりたいことがやれた、そして、家族でみんなで共有できた、
ということで、とても次男自身が満たされていたのだと思います。

コーチングピラミッドでばっちり説明できます

銀座コーチングスクールHPより

私が最初にコーチングを学んだのが銀座コーチングスクールです。
上記のピラミッドでコミュニケーションの要素と関係性を繰り返し教えていただきました。

かける言葉などは一番上のスキルに入ります。 

言葉を受け取る深さ、行動に移すかどうかは、その下のお互いの信頼関係であり、
私が彼ができる人!と信じているかというコーチングマインドであり、
さらには私自身の人格すべて(自己基盤)。

ピラミッドの一番上がスキル(言葉かけ)ということは、
私の「骨盤立てた状態がいいよ」のアドバイス(言葉、スキル)が伝わって、
行動に移すかどうかはその下の状態にかかわってくるということ。

つまりは彼自身が満たされている=親との信頼関係ができている時、
自主的に椅子を持ってくるのです。

言葉を伝えても行動が変わらないときはピラミッドの見直し時

良かれと思って言葉かけをしたり、スキルを駆使しても、上辺だけでは人の行動は変わりません。

(そもそもこちらの意図通りに人の行動を変えるのがコーチングではないのですが)

伝えたい言葉が上滑りしているようだったら、信頼関係、信じる気持ち、自分自身について、
見直してみるのもいいかもしれませんね^^

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あやこ

あやこ

「自分の人生を生きる人を増やす。誰でもいつからでも幸せになれることを体現して伝える」が、ライフワーク。 金沢でコーチングを通して大人と子どもの自立(自己肯定感UP)を提供しています。詳しいプロフィールはこちら
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